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めぐりあい宇宙(前編)

 投稿者:三浦介  投稿日:2008年 5月 1日(木)04時24分35秒
  敵はすぐそばまで迫ってきている。
息子は、父をせかした。
「父さん、とりあえず動かせるようにだけしてくれればいいんだよ!」
父親のメガネが揺らめく。
「おまえにこのアレックスの何がわかる!おまえなんぞよりよっぽどデリケートなのだ」
「でもとうさ…」
父は手で遮る。
「ああわかったわかった、もうすぐ終わる。もうすぐだ」
父は小さなディスクをシステムから取り出し、別のものを入れる。
「それは僕が敵の新型のデータを打ち込んだやつじゃないか!」
「ああわかっている、こっちはその改良型だ。おまえが記憶喪失の間、整備士まがいのことをしていたこともな。ガンダムやモビルスーツのことに少しばかり自信があるようだが、ワタシを誰だと思っておる。…うん。できたぞ」
テム・レイはアレックスを見上げた。たくさんの技術者たちの思いを。
「息子を、頼む」
「…父さん」
アムロ・レイは父のなにかを感じとった気がした。このしばらくの間に、アムロはテムに問うたことがある。(父さんは、ひとの命よりガンダムの方が大事なのか?)と。父の答えは(おまえには目の前に見える人の命しか見えていないのか)だった。父親は、サイド6で極秘にアレックスの研究開発を続けつつも、逐一ホワイトベースの情報は受け取っていたことも知った。
「さあ、早く行け!おまえも戦士になったのだろう」
「はい!」
親子は、敬礼を交わす。

(頼むぞ…アムロ。アレックス)

出撃を見送るテム・レイ。だがこのコロニー群にいる誰ひとりとして、「システム」と呼ばれるジオンの決戦兵器がこの地を射程に収めつつあることを未だ知らない。


サイド6コロニー群に残る戦力と合流すべく退避する連邦艦隊は、軍を三手に分けた。被害の大きい艦船らがまず先行し、その背後を守るかのようにガンキャノンら砲兵隊が弾幕を張る。しんがりはガンダム隊が白兵、追撃を振り切る作戦だ。
これに対しジオンは軍を二手に分ける。「ダス・ライヒ」やムサイ、ビグ・ザム、リックドムらの主攻部隊はノリス・パッカード大佐が乗るB−GDを中心にじわじわと堅実に連邦を追い、R−GDに乗るシャア・アズナブル大佐率いるニュータイプ隊が高速で迂回して側面を打撃、いわゆる「中入れ」を図るというものだ。この作戦は当たり、ようやく連邦がわずかな味方との合流を果たした頃には「中入れ」を受けた連邦第ニ陣は壊滅していた。ニュータイプであるララァ・スンが駆るMA、エルメスのオールレンジ攻撃にまったく歯が立たない。先にクスコ・アルが乗ったMA、ブラウ・ブロ同様エルメスは単機で極めて強力なメイルストローム戦術を行うことができる。
「さて、この後について本隊から指示はないが…MS隊は本隊に任せ、手負いの木馬を仕留めるか…!ララァ!?何か見えるのか!」
シャアの問いかけには、数秒の間が開いた。
「来ます。大佐…強い力が…ア、アムロ!!」
「なにっ!」







すれ違う意識。間髪入れずにシャアは追う。だが、早い。すれ違いを許した上に追いつくこともままならない。シャアはしかし、アムロ少年の新型を依然捕捉できていることを確認すると、言葉少なにエルメスを核とした密集隊形を組ませるに留めた。それはシャアの自信でもあり、計算でもある。
…しかし、早い。
「アムロ!」
「セイラさん!!さがって下さい!この敵は…こいつだけは!!」
諸悪の根源ともいうべき広大な影。
 


(無題)

 投稿者:三浦介  投稿日:2008年 4月29日(火)21時38分37秒
  ストーリーは書いてる途中なのですが、書ききれないだろうことを…

『ザンジバルに山ほど群がるTINコッド』

という光景が見られました。ズゴッグらジオンMS隊はコーラル級巡洋艦やら灰色ガンダム(G3)やらデプロッグやら相手に死闘してます。
 
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(無題)

 投稿者:蒼い死神  投稿日:2008年 4月29日(火)18時18分1秒
  ようするに泥沼ってやつですかねえ  

ぐはっ

 投稿者:mast  投稿日:2008年 4月29日(火)00時15分45秒
  きびちい判定ですなぁ。…ちょっちジリ貧?  
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

速報

 投稿者:三浦介  投稿日:2008年 4月28日(月)18時54分45秒
  レビル総司令が音信不通です。(ジャミトフ代行)もしかしたら代わりのかたを募集することになるかもしれません。

今回は三エリアで両軍の移動方針が対立し、部隊が激突しました。戦力が優勢だったり優れた指揮官がいる方が指令通りに行きます。

サイド6エリア=リボー間  ジオン

東欧エリア=オデッサ間  連邦

西欧エリア=ベルファスト間  ジオン

という戦況速報です。
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

下は

 投稿者:三浦介  投稿日:2008年 4月28日(月)04時23分59秒
  前回の記事です  
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

人は悲しみ重ねて大人になる

 投稿者:三浦介  投稿日:2008年 4月28日(月)03時50分29秒
  「待って!行かないでよお義父さん!!」
行く手を両手を広げて遮ろうとする小さな義息に、木星宙域制圧戦の英雄シャリア・ブルは微笑みを浮かべしゃがみこんだ。優しく手を頬に当てて言う。
「ありがとう。そしてすまない、パプティマス。義父さんは行かなくてはならない」
「どうしてさ!僕をひとりぼっちにしないでよ!義父さんが行くなら僕も行って戦うよ!!」
「いいか、よく聞きなさい。男には…どうしてもやらなければならないことがある。パプティマスも大きくなればきっとわかるはずだ…そう、パプティマスに任務を与えよう。おまえにしかできないことだ」
「任務…?」
「そうだ。私が大切にしている机の引き出しに、何枚かの図面が引いてある。いずれも、木星の超重力圏でのみ精製可能な物質を使ったモビルスーツだ。あれらを早く完成させて、私を助けに来て欲しい」
「そうしたら…義父さんと一緒に?」
「ああ、一緒だ。離れていても、私の心はいつもパプティマスのそばにある」
親子は、固く抱きあった。

…夢。否、回想。
シャリア・ブルは宇宙用重MS「リック・ドム」のコクピットの中で義理の息子との別れを思い出していた。おそらく、生きて二度と会うことはないだろう。最後に言い残した言葉、「男は、女のひとと幼いものを守るもの」だという教えを覚えていてくれるだろうか…亡くなった妻にはなにもしてやれなかった自分を悔しく思う。
「シャリア大尉、どうか」
「順調です。全てシミュレーション通りです」
薄赤色の「ガンダム」が平行し通信をよこす。サイド7に残った連邦の部品にジオンの技術を組み合わせてようやく完成した機体と聞く。赤い彗星…信頼できると感じる。
「打ち合わせた通り、我々はララァのサポートに入る。メインキャリアに敵を近づけさせないよう護衛する戦いだ。正面は私がやるから、大尉は友軍機を指揮して側面と後方をカバーして欲しい」
強力だが味方との通信に難がある機体らしい。味方の指揮か。シャリアはそういった実戦経験には乏しいが、不思議と自信はあった。
「やってみましょう」

ジオン軍近地球圏軌道艦隊から、サイド6宙域へと急行するさなかの会話である。今頃は、軌道艦隊は西欧及び東欧への降下作戦を開始していることだろう。
地上で、宇宙で。ジオンの大反攻作戦の幕開けである。

先攻は、サイド5ルウム宙域にて連邦を撃ち破った総帥直率のジオン艦隊からだった。正立方陣で堂々と進む。ジャミトフ率いる連邦艦隊と激突した時には底面を敵側へと向けた低い四角錐の陣形をとる。その頂点にはギレン総帥座乗のドロス級空母‘ダス・ライヒ’が威容を見せていた。この遠征が終わった時、サイド6コロニー群はオストラントと名を変えジオンに併合されることが決まっている。レファレンダムの投票率得票率まで既に決まっているのだ。

が、連邦が正面中央から押す。

ジオン主力の新型機に新兵が多いせいもあった。総帥眼下に士気は高く激しい戦いになるも、徐々に連邦の新型ガンダムらが戦果を上げ戦線を崩し始めていた。

しかし…

「なんだと!?一体どこから沸いて出たのだ!」
サラミス級艦バリクパパンのブリッジでジャミトフは吠えた。北天・上方と、南天・後方から敵機来たる。戦闘半径まで約二分…ジャミトフは直ちに眼前のホワイトベースらに前進を下命しつつオペレーターを問い詰める。地球方面からのジオン艦隊はまだ来ない計算のはずだったのに。
「警戒目標消失。おそらく、デコイをつかまされた模様です」

連邦を上下から挟み打つ青赤二色のガンダム。続くビグ・ザム、エルメス、リック・ドムたち。壊乱していく連邦を引き裂きながら、シャリア・ブルは(このチームならば死ななくて済むのではないか)と思い始めていた。
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

(無題)

 投稿者:三浦介  投稿日:2008年 4月26日(土)11時03分24秒
  今週は……?結局ストーリーは上げられませんでしたが…

サイド6での会戦は、まず月よりのギレン親衛艦隊とジャミトフらの連邦艦隊が激突。連邦優勢になりはじめた所を地球圏より「赤いガンダム・青いガンダム・とんがり帽子・二本足」らの部隊が猛襲。連邦は多大な損害を出し後退したといった戦況です。

あとは西欧および東欧への降下です。
 
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